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全英オープンゴルフの芝草と、松山英樹選手



           シバフ熱中症     奈芹  柴二

六月の全米オープンゴルフに續いて、七月の全英オープンゴルフでも松山英樹プロが目覚ましい活躍を見せ、一躍世界のゴルフ界にその名を知られる様になった筈です。
 
 全米オープンゴルフでは、最終日にスリーアンダーのスコアをだして、一〇位となり、今回も最終日にワン、アンダーにまとめ六位として,日本中のゴルファーを熱狂させました。
 松山英樹プロは、石川遼プロと同年代ながら、石川プロに、やや遅れをとっていましたが石川プロのような華のあるプレーではありませんが、ものに動じない度胸や、パワーと、小技など、堂々とした根性のあるプレーを存分に見せてくれました。

 二つのメジャートーナメントともに、極めて難易度の高いコースセッテイングの中、また長い歴史あるゴルフコースでの活躍は、日本人プロゴルファーとして初めて、本格的に世界のゴルフに通用するプレイヤーとしての、可能性を強く感じています。


 今回の会場のミュアフイールドは、百四十二回目の全英オープンの中でも、大変な歴史と伝統のあるゴルフコースで、有名なセントアンドリユースと同じく、スコットランドのリンクスと呼ばれる地域のコースですが、両コース共にリンクスコースの典型で、殆んど大きな木の育たないような環境の中にあり、たとえばアメリカのマスターズを行う、オーガスタナショナルのコースのような大木に覆われて徹底して造られたコースとは、まったく対極にあるコースといえ、そのうえ芝草についても、リンクスのコースではティグランドからラフまで、フェスキューと呼ばれる一般のゴルフ場では殆ど使われない草で、成り立っているといえるゴルフ場です。


 私は、スコットランドのセントアンドリュースゴルフコースには、一九八五年六月と言いますから三十年近くまえに、プレーをしており、私としては、思いがけない四三、四○というスコアで回ることができ、神様が作ったコースと言われるところで、いいスコアがでたことで、ゴルフの神様に嫌われていないのだと思いたいです。


  今回のテレビを見ての感じでは、ラフは、セントアンドリユースの方が、密度が高かったように見えました。今回のミユアフィールドのラフは、意外にラフの密度が低く、しかも、麦秋のような枯れ方をしており、かなり深いラフでも比較的楽に打つことが出来たように、みえました。
 ラフは、フエスキユーと呼ばれる草で、この草は丈の高いものから、低い種類がありますが、草丈の高いトールフエスキユーと呼ばれるものに近いものとみられます。


 PGAゴルフの中継だと、たとえばペブルビーチとすると、グリーンは、ベントグラスとポアナ、フェアウェイはペレニアルライグラスとポアナ、とかいうシバフの種類の発表がありますが、全英オープンは、THE OPEN ですから別格中の別格で、ゴルフの総本山ですから、余計なサービスはしないということだと思います。というよりは、百年以上も前から変わらないわけですから、今更、意味がないわけで、勝手に判断しろということだと思います。
  

  芝草は、環境によってまったく違った植物に変わりますが、今年は雨が比較的少なく育っていたようで、草丈も、草の密度も低く、しかも、半分枯れかかっているような状態で、そのうえ、今年はトーナメント中には、雨もほとんどなく、気温もあまり低くなく、天候はこの地域としては、四日間かなり良いコンディションの中でのプレーが出来たと思います。


  ラフの芝草の、殆ど踏み荒らされていない状態からみると、今年のラフの刈り込みは、春から殆んどしてないように見えます。しかも、プレイヤーも春から、あまり入れていないようにもみえました。


  グリーンも、セントアンドリユースと同じく、草丈の低いフエスキユー種が多く、同じように管理されている筈です。この草は、乾燥に強く,やせた土地に耐える性質があり、しかも、ベントグラスのように、クリープする性質はすくなく、この地域で、日本や、アメリカのゴルフコースのように、肥料を充分に与えたり、水を撒き過ぎたりすれば、まったく違ったゴルフコースになってしまうはずです。

テレビの解説では、その日に、グリーンに十分間程の水を撒いたとしていましたが、このコースにはスプリンクラーはあるのだなと思いました。このコースで、アメリカの式の管理を續ければ、コースには、ポアナ すなわち、 (すずめのかたびら) が増えてくるし、その他の雑草も多くなり、まったく違ったゴルフコースになる筈です。


とにかく、リンクスの環境は、他では真似のできないものを持っており、それだからこそ二百年も前からゴルフプレーができていたのです。芝草の維持管理に如何に手間のかからない場所であったかがわかります。

  
 これから先も、毎年全英オープンは開かれるわけですので、日本のプロ選手が大活躍する場面をみたいものです。ただ、今回のミケルソンが全英オープンには20回目の出場で、初めて優勝したことから見て、しかもまた、ミケルソンは全米オープンゴルフでは、2位が6回もありながら、優勝をしたことがないのです。メジャートーナメントは、超一流選手といえども、いかに勝つことの難しさがわかります。しかし、チャレンジする機会がなければ、何事もおこらないので、チャンスには、日本の選手も最高のパフォーマンスを見せてほしいです。

 
 今回、地元のファンとして、一番の心残りは、リー、ウエストウッドが三日目にトップに
立ったにもかかわらず、最終日にくずれてしまったことだろうと思います。
 

私としては、今後もテレビの桟敷席で、真夜中には目を凝らしながら、コースの芝の状態やら、コース全体の環境などを観察していきたいと思っており、私なりの見方をお伝えできればとおもいます。
 今年残されたメジャーは、八月八日からの全米プロだけとなりましたが、素晴らしく良いニュースが聞かれることを大いに期待しております。



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Re:全英オープンゴルフの芝草と、松山英樹選手(08/14)  

ブログ開設おめでとうございます。
これからの記事も楽しみにしてます。


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